ギターチューナーの種類と選び方
チューナーとは、楽器を調律するためのアイテムです。ギターやベースといった弦楽器は、時間と共に音程が変化するので、定期的なチューニングが必要になります。
音程は耳でも合わせられますが、正確な音感を身につけるためにも、初めはチューナーを使ってチューニングすることを心掛けましょう。
チューナーの種類
チューナーは大きく分けて4種類あります。
クリップチューナー
近年、主流になりつつあるクリップタイプのチューナー。ギターのヘッドに装着し、振動を拾ってチューニングします。シールド接続が一切不要なので、自宅練習用に適しています。
サイズが小さいので、持ち運びしやすい
比較的安価なものが多い
ペダルチューナー
ステージ上での使用に特化したペダルタイプのチューナー。チューニングにはシールド接続が必要となりますが、あらかじめエフェクターボードに組み込むことで、その欠点を解消します。
チューニングメーターが見やすい
電池以外でも電源供給できる
周りがうるさくても問題なく使える
ボードに組み込めばセッティングの手間が省ける
チューニングには、シールドが必要になる
エフェクターサイズなので、持ち運びにくい
カード型チューナー
クリップチューナーが登場するまでは主流だったカード型チューナー。カードタイプにはマイク内蔵モデルが多く、シールドを使わない楽器のチューニングもできます。
マイクでもチューニングできる
サイズが小さいので、持ち運びしやすい
メトロノーム内蔵モデルもある
シールド接続が面倒である
アプリチューナー
スマホで使えるアプリチューナー。アプリタイプはマイクで音を拾い、チューニングします。無料でダウンロードできるモノも多いので、気軽に試すことができる。
スマホで良いので、持ち物が増えない
周りがうるさいと使えない
チューナー選びのポイント
エレキギター用ならばクリップチューナーかペダルチューナーが良いでしょう。カード式チューナーはクリップチューナーにシェアを奪われ、選択肢が少ない
アプリ版はマイクで音を拾うため、チューニング精度は低い
クリップチューナーがおすすめな人
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自宅練習用におすすめなチューナーです。
ペダルチューナーがおすすめな人
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エフェクターボードを使用しているかたはペダルチューナーが良いでしょう。
おすすめのギターチューナー
KORGの大ベストセラー商品「Pitch Clip 1」の後継機種。従来モデルよりもディスプレイが薄くなり、ホールド力もアップ。価格は前機種よりも上がったが、使いやすさが向上した。
チューニング精度と反応速度で好評なクリップチューナー。価格は少々高めですが、クリップ部分がステンレス製なので、耐久性の低さを克服したチューナーになっています。
視認性と反応速度に優れたコンパクトなペダルチューナー。乾電池駆動を廃止し、省スペース設計を実現させました。とても小柄なチューナーなので、ボードにも組み込みやすい。
まとめ
今回はチューナーについて説明しました。ギターはちょっとした変化で音程が狂ってしまう弦楽器なので、定期的にチューニングを行う必要があります。
チューナーは毎日使うものと言っても過言ではないので、自分に合うものを選びましょう。