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4.ピックアップを選択しよう!【ELECTRONICS編】_MODO BASS


MODO BASS 2では、ピックアップの種類や配置、音量バランスなどを細かく調整でき、サウンドキャラクターを自由にカスタマイズできます。

そこでこの記事では、ピックアップの選び方や配置の違いによる音の変化に加え、アクティブ/パッシブの回路設定についても詳しく説明します。

 

この記事を読めば、ELECTRONICSセクションの使い方が分かるようになるので、ピックアップや回路を調整して、自分好みのサウンドを作りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

ELECTRONICSセクションの使い方

ここでは、ELECTRONICSセクションの基本操作について説明します。

 

BRIDGE(ブリッジ)


BRIDGEはリア・ピックアップを設定する場所です。ここではピックアップの種類を変更したり、音量のバランスを調整したりできます。

ピックアップは20種類ほど用意されており、ベースに合わせて自由に選べます。

 

ピックアップを変更すると、画面上のベースにも反映され、どのピックアップを選んだのかが一目で分かります。

 

画面上のピックアップは自由に移動でき、位置を変えると音のバランスや響き方も大きく変化します。

 

リア・ピックアップの位置を変えた音を聴いてみよう!

リア・ピックアップをブリッジ寄り、ネック寄りにした音色です。最初の演奏はリア・ピックアップがブリッジ寄りにあるため、シャープで輪郭がはっきりした音色になっています。

次の演奏はリア・ピックアップがネック寄りにあるため、太く丸みのある音色になっています。

 

リア・ピックアップの出力音量は、VOLUMEツマミを回して調整できます。

 

リア・ピックアップを使わない場合は、赤枠のボタンを押してオフ状態に切り替えられます。

 

NECK(ネック)


NECKはフロント・ピックアップを設定する場所です。ここではピックアップの種類を変更したり、音量のバランスを調整したりできます。

ピックアップは20種類ほどあり、ベースに合わせて好みのものを選べます。

 

ピックアップを変更すると、画面上のベースにも反映され、選択したピックアップをすぐに確認できます。

 

画面上のピックアップはスライドさせて調整でき、位置を変えると音の聞こえ方も大きく変化します。

 

フロント・ピックアップの位置を変えた音を聴いてみよう!

フロント・ピックアップをブリッジ寄り、ネック寄りにした音色です。最初の演奏はフロント・ピックアップがブリッジ寄りにあるため、アタック感が強く、明瞭な音になっています。

次の演奏はフロント・ピックアップがネック寄りにあるため、アタックが柔らかく、丸みのある音になっています。

 

フロント・ピックアップの出力音量は、VOLUMEツマミを回して調整できます。

 

フロント・ピックアップを使わない場合は、赤枠のボタンを押してオフ状態に切り替えられます。

 

PIEZO(ピエゾ)


PIEZOはピエゾピックアップの出力レベルを調整するパラメーターです。ピエゾピックアップは、弦の振動を直接拾う方式で、クリアでナチュラルなサウンドを生み出します。

 

ピエゾピックアップあり・なしの音色を聴いてみよう!

ピエゾピックアップを有りと無しにした音色です。最初の演奏はピエゾピックアップを使用していないため、通常のベースサウンドになっています。

次の演奏はピエゾピックアップを使用しているため、クリアで繊細な響きが加わり、アコースティックな質感のあるサウンドになっています。

 

CIRCUIT(サーキット)


CIRCUITはパッシブ/アクティブを切り替える機能です。パッシブではピックアップ本来の音になり、アクティブではEQを使って幅広い音作りができます。

 

Passive(パッシブ)


Passiveはプリアンプを使用せず、ピックアップの信号をそのまま出力する回路です。ナチュラルで素直な音が特徴で、シンプルなサウンドを求めるときに適しています。

パッシブでは、高音域をコントロールするTONEツマミが使用できます。

 

Active(アクティブ)


Activeはプリアンプを使用し、ピックアップの信号を増幅・補正できる回路です。EQを調整することで音の明瞭さが向上し、より力強いサウンドになります。

アクティブでは、BASS・MIDDLE・TREBLEを使って音を細かく調整できます。

 

 

まとめ

今回はピックアップの選び方や配置の違いによる音の変化に加え、アクティブ/パッシブの回路設定についても詳しく説明しました。

MODO BASS 2では、ピックアップや回路設定を調整し、サウンドキャラクターを自由にカスタマイズできます。自分だけの理想のサウンドを追求し、表現の幅を広げていきましょう。

 

MODO BASS 2の使い方講座では、各セクションごとに機能を解説しています。他のセクションの機能についても詳しく知りたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。

【MODO BASS 2の使い方講座】

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