初心者必見!エレキギターの種類と選び方
初めてのエレキギター選び。誰もがぶつかる最初の壁です。ギターには様々な色や形があり、価格帯もバラバラ…どれがいいのかも分からず、悩んでしまうかたも多いでしょう。
そんな初心者ギタリストのために、ギター選びのポイントをまとめました。
エレキギターの種類
エレキギターには、ストラトやレスポールを中心に様々な形状があります。今回は数あるギターの中から代表的なものを紹介します。
ストラトキャスター
フェンダー社によって発売されたエレキギター。プロからアマチュアまで愛用する定番モデルの1つ。ネックが細くて指板に丸みが付けられているため、とても握りやすくなっています。
レスポール
ストラト同様の人気を誇るギブソンの定番モデル。レスポールは太いサウンドが特徴的で、ロックギタリストを中心に愛用されています。
テレキャスター
フェンダー社で初めて製作されたエレキギター。形状はとてもシンプルで、前述したストラトやレスポールよりも歴史が古いです。
SG
レスポールの後継機として製造されたギブソンのエレキギター。同社の看板製品であるレスポールと比較すると、非常に軽くて持ちやすくなっている。
変形ギター
フライングVやモッキンバードなど、奇抜なデザインでインパクトを与えるエレキギター。ルックスを重視しすぎるあまり、弾きにくいものも存在する。
最初のギターはカタチから入ろう!
結論から言うと、1本目のギターは見た目で選びましょう。私もそうでしたが、ギター購入に中々踏み切れない人は、迷いすぎギタリストです。
初めから良いギターを持ちたいという気持ちは分かりますが、悩みすぎは時間の無駄です。ギターはすぐに弾けるようなものではないので、良いギターは上手くなってからにしましょう。
エレキギターの選び方
ギター選びのポイントは「価格、見た目、音、弾きやすさ」の4つです。この中で決めやすいものから決めていき、少しずつ選択肢を狭めていきます。
予算の決定(価格)
まずは一番決めやすい予算から決めましょう。1本目は上達することが目的なので、安いギターで構いません。4万円前後あれば、ギブソンやフェンダーの下位ブランドが買えます。
好きな色・形のギターをネットで探す(見た目)
予算内で収まるギターを探しましょう。見た目はモチベーションに影響を与えるので、非常に大切なポイントです。候補は1本だけでなく、複数あったほうがお店で見つけやすい。
楽器店で触ってみよう(音、弾きやすさ)
お店で気になるギターを見つけたら、触らせてもらいましょう。初心者でも確認してほしいことがあります。この時、何本か弾き比べるとより良いです。
ギターによって、ネックの太さや形状が異なります。ネックの握りやすさは、コードやミュートのしやすさに影響するので、必ず確認しましょう。
●座った状態で弾きやすいか?
ギターの中には、座って弾きにくいモノも存在します。見た目も大切ですが、1本目は弾きやすいギターを選びましょう。
●音に違和感がないか?
ギターは木製ですので、同じモデルでも個体差があります。解放弦だけで良いので、1本ずつ鳴らしてみて、音の違いを確認しましょう。
上記のポイントは、自分で確認してください。試奏はギターの良悪を判断するのではなく、自分にとって使いやすいギターかをチェックしましょう。
通販サイトを利用しよう
住む地域によって、楽器店がなかったりあっても品数が少なかったりして、中々欲しいギターが見つからない場合があります。そんな時は通販を利用しましょう。
ギターはなるべく触ってから購入したいですが、近場に無ければ仕方がありません。通販サイトは楽器店よりも品数が豊富なので、お目当てのギターも見つかるでしょう。
サウンドハウス
定番中の定番ショップ。ギターに必要なアイテムも安く、品揃えも豊富です。
イシバシ楽器 WEB SHOP
楽天市場に店を構える大手楽器店。楽天ポイントも貯まるので、お得に買えます。
初心者におすすめなギターメーカー
フェンダーの廉価ブランド。本家の下位ブランドという位置づけですが、一流メーカーが製造しているので、安価でもしっかりした作りになっています。
ギブソンの下位ブランド。ギブソンの直系ブランドですので、唯一レスポールを名乗れます。品質も安価な割には、しっかりした作りになっています。
フェンダー、ギブソンに次ぐ、第3のギターブランド。歴史は比較的浅いですが、品質は高く評価されています。上位機種は高額だが、廉価版は安く、初心者にも手が届く価格帯になっている。
日本が世界に誇るギターブランド。アイバニーズの特徴は極薄ネックです。ネックが薄く、弾きやすいため、テクニカルなプレイを求められるメタルやジャズでの使用者が多い。
サスティナーで有名なギターメーカー。サブブランドにはバーニーを持ち、コピーモデルも製造しています。X JAPANのHIDE氏が愛用したモッキンバードもココ製でした。
元々はパーツ製造がメインだったギターメーカー。HM/HR系ギタリストに人気が高い。シェクターにはUSAとJAPANがあり、扱っている機種も違う。
有名メーカーの楽器も製造する下請会社。下請け製造中心だったため、認知度はやや低めですが、フェンダーやアイバニーズといったギターを製造していた歴史があります。
ESPの下位ブランド。ESPの代表機種から他社の代表的なギターまで可能な限り再現。ワンランク上にはエドワーズという中堅ブランドも有ります。
有名ブランドのギターも生産する楽器メーカー。他社のコピーモデルを多く取り扱う同社は、GLAYのHISASHI氏が愛用するタルボでも有名。
まとめ
今回はギター選びについて説明しました。1本目のエレキギターは慎重に選びがちですが、自分の感覚を信じ、迷い過ぎないようにしましょう。
その結果、評判があまり良くないギターを手にしてしまったとしても、そのギターで上手くなれば、あなたにとっては定価以上のギターになってくれるはずです。