1.シンセの基本_Synth1
Synth1の使い方を学び始める前に、シンセサイザーの構成や各モジュールの役割をしっかりと理解しておきましょう。本章の内容はシンセの基本となっているので
「Synth1の使い方を覚えたい」
「Synth1で音作りがしたい」
というかたは是非最後までご覧ください。それでは一緒に見ていきましょう。
Synth1の構成
Synth1は基本3セクションであるVCO、VCF、VCAの3つで構成されており、各セクションにはEGやLFOが使えるようになっています。
これらはモジュールと呼ばれており、以下のような役割を持っています。
・VCO:基本波形や音程を決定
・VCF:不要な音をカット
・VCA:音量を決める
・EG:音に時間変化を与える
・LFO:音に揺れを与える
Synth1で各モジュールを見てみよう!
各モジュールの役割を確認できたら、次はSynth1で各モジュールの場所を見てみましょう。
オシレーター(VCO)
Synth1のオシレーターは赤枠部分になっています。ここでは基本波形の種類を選択したり、音程を調整したりして、音色の土台となる波形を作ることができます。
アンプ(VCA)
Synth1のアンプは赤枠部分になっています。ここでは音色の音量を調整することができ、音の立ち上がる速さや音の減衰速度などを決めることができます。
フィルター(VCF)
Synth1のフィルターは赤枠部分になっています。ここではフィルターの種類を選択したり、カットオフ周波数を調整したりして、音色の不要な音をカットすることができます。
エンベロープ・ジェネレーター(EG)
Synth1のエンベロープ・ジェネレーターは既に基本3セクションに組み込まれています。オシレーターのEGは赤枠、アンプのEGは青枠、フィルターのEGは緑枠になっています。
EGは使う対象によって効果が変わり、音程や音量などに時間変化を与えます。
LFO
Synth1のLFOは赤枠部分になっています。ここでは音の揺れ方や揺らす速度を設定することができ、音色の音程や音量などに揺れを与えることができます。
揺らす対象は青枠で選択でき、オシレーターやアンプ、フィルターなどが選べます。
まとめ
今回はシンセサイザーの構成や各モジュールの役割について説明しました。シンセサイザーにはたくさんのツマミがあり、はじめは難しそうな印象を持っていたかたも多いと思います。
しかし、一つひとつのモジュールに目を向けてみると・・
「なんか、自分でも理解できそう!」
と思われたかたも多いのではないでしょうか?
次章からは、いよいよ各モジュールの機能説明に入ります。各機能についても一つずつ解説していくので、Synth1の使い方を覚えたいかたは次章以降もご覧ください^^
【Synth1の使い方講座】